【活用ガイド】

JVNDB-2008-001693

Windows 用 Apple Bonjour の Bonjour Namespace Provider における DNS レスポンスを偽造される脆弱性

概要

Windows 用 Apple Bonjour の Bonjour Namespace Provider に実装されている mDNSResponder には、 ユニキャスト DNS に Bonjour API を使用する場合に transaction ID または DNS リクエストのソースポートがランダムでないことにより、DNS レスポンスの偽造を容易にする脆弱性が存在します。これは CVE-2008-1447 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アップル
  • Bonjour for Windows v1.0.5 以前 

想定される影響

第三者によって DNS レスポンスを偽装され、正規のアドレスになりすまされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3630
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3630
  2. Secunia Advisory : 31822
  3. SecurityFocus : 31093
更新履歴

  • [2008年09月30日]
      掲載

公表日2008/09/11
登録日2008/09/30
最終更新日2008/09/30