【活用ガイド】

JVNDB-2008-001621

HPLIP の hpssd メッセージ構文解析におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

HP Linux Imaging and Printing (HPLIP) の hpssd.py には、hpssd メッセージ構文解析においてパケットの処理に不備があり、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ヒューレット・パッカード
  • HP Linux Imaging and Printing 1.6.7
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 3 (x86) 
  • Asianux Server 3 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 

想定される影響

悪意あるローカルユーザによって巧妙に細工されたパケットによりプロセスを終了させられる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ヒューレット・パッカード
  • HP Linux Imaging and Printing : Top Page
ミラクル・リナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2941
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2941
  2. Secunia Advisory : SA31470
  3. SecurityFocus : 30683
  4. ISS X-Force Database : 44440
  5. SecurityTracker : 1020683
更新履歴

  • [2008年09月05日]
      掲載
    [2008年11月10日]
      影響を受けるシステム:ミラクル・リナックス(hplip-1.6.7-4.1.4.1AXS3)の情報を追加
      ベンダ情報:ミラクル・リナックス(hplip-1.6.7-4.1.4.1AXS3)を追加