【活用ガイド】

JVNDB-2008-001616

Sun Solaris の snoop コマンドにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Sun Solaris には、snoop コマンドの -o オプションを除外している場合、SMB パケットの取り扱いに不備があり、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • OpenSolaris (sparc) 
  • OpenSolaris (x86) 
  • Sun Solaris 10 (sparc) 
  • Sun Solaris 10 (x86) 
  • Sun Solaris 8 (sparc) 
  • Sun Solaris 8 (x86) 
  • Sun Solaris 9 (sparc) 
  • Sun Solaris 9 (x86) 

想定される影響

第三者により任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 240101
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-0964
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-0964
  2. Secunia Advisory : SA31386
  3. SecurityFocus : 30556
  4. ISS X-Force Database : 44222
  5. SecurityTracker : 1020633
更新履歴

  • [2008年09月04日]
      掲載

公表日2008/08/05
登録日2008/09/04
最終更新日2008/09/04