【活用ガイド】

JVNDB-2008-001551

Oracle Database の Database Scheduler コンポーネントにおける脆弱性

概要

Oracle Database の Database Scheduler コンポーネントには、SYS.DBMS_AQELM に関連する詳細不明な脆弱性が存在します。
信頼できる第三の機関において、本脆弱性は不正な libclntsh.so ライブラリまたは libnnz10.so ライブラリによる、権限昇格の脆弱性であると報告されていますが、詳細は不明です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Database 10.2.0.4
  • Oracle Database 11.1.0.6

想定される影響

詳細な影響は不明ですが、認証されたリモートの攻撃者に任意のコードを実行されたり、情報漏えいが生じる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2613
参考情報

  1. JVN Status Tracking Notes : TRJVN-2008-03
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2613
  3. Secunia Advisory : SA31087
  4. SecurityTracker : 1020499
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-2109
更新履歴

  • [2008年08月07日]
      掲載