【活用ガイド】

JVNDB-2008-001499

Microsoft Exchange Server の OWA の HTML ファイルの処理に関するクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Microsoft Exchange Server の Outlook Web Access (OWA) には、HTML ファイルの処理に不備があり、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Exchange Server 2007

想定される影響

OWA クライアント上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS08-039
  • マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ : MS08-039
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS08-039e
富士通
  • 富士通 公開脆弱性情報 : TA08-190A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2248
参考情報

  1. JVN : JVNTA08-190A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA08-190A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2248
  4. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて
  5. US-CERT Cyber Security Alerts : SA08-190A
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA08-190A
  7. Secunia Advisory : SA30964
  8. ISS X-Force Database : 43329
  9. SecurityTracker : 1020439
  10. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-2021
更新履歴

  • [2008年07月23日]
      掲載

公表日2008/07/08
登録日2008/07/23
最終更新日2008/07/23