【活用ガイド】

JVNDB-2008-001475

Apple Mac OS X の Alias Manager における権限昇格の脆弱性

概要

Apple Mac OS X の Alias Manager には、権限昇格またはサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X v10.4.11
  • Apple Mac OS X Server v10.4.11

想定される影響

巧妙に細工された AFP ボリュームマウント情報を含むエイリアスの解決により、悪意のあるローカルユーザに権限昇格をされる、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
  2. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2308
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2308
  2. SecurityFocus : 30018
  3. SecurityTracker : 1020390
更新履歴

  • [2008年07月15日]
      掲載