【活用ガイド】

JVNDB-2008-001455

Sun Solaris のイベントポートにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Sun Solaris のイベントポートの実装に不備があり、ユーザ定義イベントを生成および収集することによるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 10 (sparc) 
  • Sun Solaris 10 (x86) 

想定される影響

悪意のあるローカルユーザがユーザ定義イベントを生成および収集することにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 235122
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2706
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2706
  2. Secunia Advisory : SA30653
  3. SecurityFocus : 29680
  4. ISS X-Force Database : 43005
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-1807
更新履歴

  • [2008年07月08日]
      掲載

公表日2008/06/12
登録日2008/07/08
最終更新日2008/07/08