【活用ガイド】

JVNDB-2008-001437

Apple QuickTime の PICT イメージ処理におけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Apple QuickTime には、PICT イメージ処理に不備があるため、ヒープベースのバッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVE-2008-1581とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アップル
  • QuickTime 7.5 未満 

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、または任意のコードが実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1583
参考情報

  1. JVN : JVNTA08-162C
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA08-162C
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1583
  4. US-CERT Cyber Security Alerts : SA08-162C
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA08-162C
  6. Secunia Advisory : SA29293
  7. SecurityFocus : 29619
  8. ISS X-Force Database : 42945
  9. SecurityTracker : 1020215
  10. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-1776
更新履歴

  • [2008年07月03日]
      掲載

公表日2008/06/10
登録日2008/07/03
最終更新日2008/07/03