【活用ガイド】

JVNDB-2008-001421

Cisco PIX/ASA の TCP ACK パケット処理におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco PIX および ASA セキュリティアプライアンスには、デバイスインターフェースでの TCP ACK パケットの処理に問題があるため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco PIX/ASA 7.1  
  • Cisco PIX/ASA 7.2  
  • Cisco PIX/ASA 8.0  

想定される影響

第三者による巧妙に細工された TCP ACK パケットにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2055
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2055
  2. Secunia Advisory : SA30552
  3. ISS X-Force Database : 42835
  4. SecurityTracker : 1020177
  5. SecurityTracker : 1020176
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-1750
更新履歴

  • [2008年06月30日]
      掲載