【活用ガイド】

JVNDB-2008-001400

Apple Mac OS X のイメージキャプチャにおけるファイルが上書きされる脆弱性

概要

Apple Mac OS X のイメージキャプチャには テンポラリファイル処理に不備があるために、ファイルが上書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X v10.5.3 未満
  • Apple Mac OS X Server v10.5.3 未満

想定される影響

悪意あるローカルユーザによって任意のファイルを上書きされる、またはサイズ変更中のイメージを見られる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1572
参考情報

  1. JVN : JVNTA08-150A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA08-150A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1572
  4. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA08-150A
  5. Secunia Advisory : SA30430
  6. SecurityFocus : 29412
  7. SecurityFocus : 29521
  8. ISS X-Force Database : 42719
  9. SecurityTracker : 1020144
  10. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-1697
更新履歴

  • [2008年06月25日]
      掲載