【活用ガイド】

JVNDB-2008-001390

Snort の preprocessors/spp_frag3.c における検出ルールを回避可能な脆弱性

概要

Sourcefire の Snort における preprocessors/spp_frag3.c には、異なる TTL 値を含むパケットフラグメントを適切に処理しないため、検出ルールを回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Snort.org
  • Snort 2.8.1 以前

想定される影響

第三者により、TTL の値が異なるフラグメントにより、検出ルールを回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Snort.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1804
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1804
  2. Secunia Advisory : SA30348
  3. SecurityFocus : 29327
  4. SecurityTracker : 1020081
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-1602
更新履歴

  • [2008年06月19日]
      掲載