【活用ガイド】

JVNDB-2008-001352

Xen の ssm_i エミュレーションにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IA64 アーキテクチャで動作する Xen の ssm_i エミュレーションには、負荷をかけた通信の取り扱いに不備があり、サービス運用妨害 (DoS) となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Xen プロジェクト
  • Xen 5.1
サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 3 (x86) 
  • Asianux Server 3 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 

想定される影響

dom0 パニックのサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Xen プロジェクト サイバートラスト株式会社 レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1619
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1619
  2. SecurityFocus : 29085
  3. ISS X-Force Database : 41633
更新履歴

  • [2008年05月28日]
      掲載
    [2008年10月28日]
      影響を受けるシステム:ミラクル・リナックス(kernel-2.6.18-8.17AXS3)の情報を追加
      ベンダ情報:ミラクル・リナックス(kernel-2.6.18-8.17AXS3)を追加