【活用ガイド】

JVNDB-2008-001321

Apple Webkit におけるホスト名に関するクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Apple WebKit には、URL 中のホスト名のコロンの取り扱いに不備があり、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • Safari 3.1.1 未満のバージョン
  • iPhone v2.0 未満
  • iPod touch v2.0 未満

想定される影響

ホスト名にコロンを含む巧妙に細工されたURLを処理することで、任意の HTML や スクリプトを不正に挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1025
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1025
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#705529
  3. Secunia Advisory : SA29846
  4. SecurityFocus : 28814
  5. ISS X-Force Database : 41862
  6. SecurityTracker : 1019869
  7. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-1250
更新履歴

  • [2008年05月13日]
      掲載
    [2008年07月29日]
      影響を受けるシステム：アップル (iPhone v2.0 and iPod touch v2.0) の情報を追加
      ベンダ情報：アップル (iPhone v2.0 and iPod touch v2.0) を追加

公表日2008/04/17
登録日2008/05/13
最終更新日2008/07/29