【活用ガイド】

JVNDB-2008-001315

Speex の配列インデックス処理における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Speex には、関数ポインタの参照で使用される負のオフセットを含むヘッダ構造体の処理に不備があり、任意のコードを実行される可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Xiph.Org
  • Speex 1.1.12 およびそれ以前
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 4.0 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 
  • RHEL Desktop Workstation 5 (client) 

想定される影響

負のオフセットを含むヘッダの処理により、リモートから任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Xiph.Org
  • Xiph.Org : Top Page （2008/05/09 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした） 
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1686
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1686
  2. Secunia Advisory : SA29835
  3. SecurityFocus : 28665
  4. ISS X-Force Database : 41684
  5. SecurityTracker : 1019875
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-1187
更新履歴

  • [2008年05月09日]
      掲載

公表日2008/04/17
登録日2008/05/09
最終更新日2008/05/09