【活用ガイド】

JVNDB-2008-001288

Autonomy KeyView の emlsr.dll における複数のバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Autonomy KeyView には、EML リーダの emlsr.dll において、以下の複数の箇所の処理にヒープベースのバッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
・To
・Cc
・Bcc
・From
・Data
・Subject
・Priority
・Importance
・X-MSMail-Priority ヘッダ
・RFC2047 エンコードされたヘッダ
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Autonomy
  • KeyView Export SDK 10.x
  • KeyView Filter SDK 10.x
  • KeyView Viewer SDK 10.x
IBM
  • IBM Notes 8.0

想定される影響

第三者により巧妙に細工されたメールにより、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Autonomy IBM
  • IBM Lotus サポート技術情報 : 731641
  • IBM Support Document : 1298453
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5399
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5399
  2. Secunia Advisory : SA28210
  3. SecurityFocus : 28210
  4. ISS X-Force Database : 41723
  5. SecurityTracker : 1019842
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-1156
  7. Secunia Research : 2007-92
更新履歴

  • [2008年05月02日]
      掲載

公表日2008/04/10
登録日2008/05/02
最終更新日2008/05/02