【活用ガイド】

JVNDB-2008-001256

IBM AIX の WPAR システムコールにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IBM AIX のカーネルには、WPAR システムコール実相に不備があり、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM AIX 6.1 

想定される影響

悪意のあるローカルユーザによる、定義されていない操作によってシステムをサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
  • IBM SECURITY ADVISORY : 4153
  • IBM SECURITY ADVISORY : 4186
  • IBM Support Document : IZ12794
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1597
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1597
  2. Secunia Advisory : SA29349
  3. SecurityFocus : 28467
  4. SecurityTracker : 1019606
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-0865
更新履歴

  • [2008年04月22日]
      掲載