【活用ガイド】

JVNDB-2008-001191

Apple Safari の WebCore におけることえり入力処理の不備による情報漏えいの問題

概要

Apple Safari の WebCore には、ことえり入力の処理に不備があるために、逆変換処理をした際に、パスワードフィールドの情報を開示してしまう問題が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • Safari 3.1 未満のバージョン
  • Apple Mac OS X v10.4.11
  • Apple Mac OS X v10.5.2

想定される影響

物理的にアクセスできるユーザによって、パスワードの情報を不正に読み込まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1005
参考情報

  1. JVN : JVNTA08-079A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA08-079A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1005
  4. US-CERT Cyber Security Alerts : SA08-079A
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA08-079A
  6. SecurityFocus : 28290
  7. SecurityFocus : 28326
  8. SecurityTracker : 1019656
  9. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-0920
更新履歴

  • [2008年04月04日]
      掲載