【活用ガイド】

JVNDB-2008-001182

Check Point VPN-1 における IP アドレスの競合によるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Check Point VPN-1 には、RFC1918 の ローカル IP アドレスがトンネルの endpoint IP アドレスが同じである場合、また、他の endpoint でのネットワークインターフェース接続で SecuRemote を使用している場合、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
  • VPN-1 Power/UTM NG AI R55
  • VPN-1 Power/UTM NGX R60
  • VPN-1 Power/UTM NGX R61
  • VPN-1 Power/UTM NGX R62

想定される影響

リモートの認証されたユーザによってサービス運用妨害 (DoS) 状態 (Site-to-Site 接続の VPN トンネルの機能停止) にされる、またはネットワークトラフィックの傍受をされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
  • Check Point Support Center : sk34579
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1397
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1397
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#992585
  3. Secunia Advisory : SA29394
  4. SecurityFocus : 28299
  5. ISS X-Force Database : 41260
  6. SecurityTracker : 1019666
  7. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-0953
更新履歴

  • [2008年04月03日]
      掲載