【活用ガイド】

JVNDB-2008-001133

IBM Lotus Notes における ECL 制御を回避される脆弱性

概要

IBM Lotus Notes には、ユーザが e-メールを他のユーザに転送した場合、署名されていないアプレットを署名するため、Execution Control List (ECL) 制御を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Notes 6.0
  • IBM Notes 6.5
  • IBM Notes 7.0
  • IBM Notes 8.0

想定される影響

第三者によって、ECL の認証を回避され、信頼されないアプレットを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-0862
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-0862
  2. Secunia Advisory : SA29031
  3. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-0600
更新履歴

  • [2008年03月05日]
      掲載