【活用ガイド】

JVNDB-2008-001125

BEA WebLogic Server における JMS トピックスに関する制限回避の脆弱性

概要

BEA WebLogic Server には、アクセス制限をしているにもかかわらず、「受信」権限のないユーザが、スタンドアロン JMS Topic や分散トピックメンバーが宛先のメッセージを受信される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.9 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


BEAシステムズ
  • BEA WebLogic Express 10.0
  • BEA WebLogic Express 9.0
  • BEA WebLogic Express 9.1
  • BEA WebLogic Express 9.2 MP1 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Server 10.0
  • BEA WebLogic Server 9.0
  • BEA WebLogic Server 9.1
  • BEA WebLogic Server 9.2 MP1 およびそれ以前

想定される影響

認証されたユーザにより制限を回避され、本来受信できないメッセージを受信される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

BEAシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-0897
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-0897
  2. Secunia Advisory : SA29041
  3. SecurityFocus : 27893
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-0612
更新履歴

  • [2008年03月04日]
      掲載