【活用ガイド】

JVNDB-2008-001067

Sun JRE における信頼されないアプリケーションやアプレットに不適切な権限を与える脆弱性

概要

Sun Java Runtime Enviroment には、信頼されないアプリケーションやアプレットに不適切な権限を与える脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • JDK 6 Update 1 およびそれ以前
  • JDK 5.0 Update 13 およびそれ以前
  • JRE 6 Update 1 およびそれ以前
  • JRE 5.0 Update 13 およびそれ以前
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux Extras 4 extras 
  • RHEL Desktop Supplementary 5 (client) 
  • RHEL Supplementary 5 (server) 

想定される影響

第三者によって、ローカルファイルを閲覧されたり、改ざんされたりする、またはローカルプログラムを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 231261
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-0657
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-0657
  2. Secunia Advisory : SA28795
  3. SecurityFocus : 27650
  4. SecurityTracker : 1019308
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-0429
更新履歴

  • [2008年02月21日]
      掲載
    [2008年03月18日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2008:0156) 追加。
    [2008年04月21日]
      ベンダ情報:レッドハット(RHSA-2008:0210)を追加しました。