【活用ガイド】

JVNDB-2008-001062

IBM AIX の sysmgt.websm.webaccess における WebSM リモートクライアントファイルの権限に関する脆弱性

概要

IBM AIX の sysmgt.websm.webaccess には、WebSM リモートクライアントファイルに対する権限の処理に不備があり、全てのユーザが書き込み可能になる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM AIX 5.2 
  • IBM AIX 5.3 

想定される影響

悪意のあるローカルユーザに、WebSM クライアントとして振舞われ、更なる攻撃に利用される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
  • IBM SECURITY ADVISORY : 4066
  • IBM Support Document : IY97257
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-0585
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-0585
  2. Secunia Advisory : SA28609
  3. SecurityFocus : 27433
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-0261
更新履歴

  • [2008年02月20日]
      掲載