【活用ガイド】

JVNDB-2008-001058

Sun JDK/JRE の XML 構文解析コードにおける外部エンティティを参照する脆弱性

概要

Sun Java Runtime Enviroment JDK/JRE の XML 構文解析コードには、「外部生成エンティティ」のプロパティを無効にしていても、外部エンティティを参照する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • JDK 6 Update 3 およびそれ以前
  • JRE 6 Update 3 およびそれ以前
レッドハット
  • RHEL Desktop Supplementary 5 (client) 
  • RHEL Supplementary 5 (server) 

想定される影響

第三者によって制限されたリソースにアクセスされる、あるいはサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 231246
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-0628
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-0628
  2. Secunia Advisory : SA28746
  3. SecurityFocus : 27553
  4. SecurityTracker : 1019292
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-0371
更新履歴

  • [2008年02月19日]
      掲載
    [2008年05月14日]
      影響を受けるシステム：レッドハット (RHSA-2008:0245) の情報追加。
      ベンダ情報: レッドハット (RHSA-2008:0245) 追加。

公表日2008/01/30
登録日2008/02/19
最終更新日2008/05/14