【活用ガイド】

JVNDB-2008-001037

Apple QuickTime における Image Descriptor (IDSC) アトムの解析に関するメモリ破壊の脆弱性

概要

Apple QuickTime には、ムービーファイルの Image Descriptor (IDSC) アトムの解析に不備があり、メモリ破壊の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • QuickTime 7.3 およびそれ以前

想定される影響

第三者により Apple QuickTime をサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、もしくは任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル 富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA08-016A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-0033
参考情報

  1. JVN : JVNTA08-016A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA08-016A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-0033
  4. 警察庁 @police : QuickTime の脆弱性について
  5. US-CERT Cyber Security Alerts : SA08-016A
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA08-016A
  7. Secunia Advisory : SA28502
  8. SecurityFocus : 27299
  9. ISS X-Force Database : 39697
  10. SecurityTracker : 1019221
  11. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-0148
更新履歴

  • [2008年01月30日]
      掲載

公表日2008/01/15
登録日2008/01/30
最終更新日2008/01/30