【活用ガイド】

JVNDB-2008-001009

OpenPegasus CIM マネジメントサーバ (tog-pegasus) におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

OpenPegasus CIM マネジメントサーバ (tog-pegasus) には、PEGASUS_USE_PAM_STANDALONE_PROC を定義せずに、PAM を使用してコンパイルする場合、PAMBasicAuthenticator::PAMCallback() 関数でスタックベースのバッファオーバーフローが発生する可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM AIX 5.2 
  • IBM AIX 5.3 
  • IBM AIX 6.1 
OpenPegasus.org
  • OpenPegasus 2.6.1
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4.5 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4.5 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 4.0 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 
  • RHEL Desktop Workstation 5 (client) 

想定される影響

第三者によって任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
  • IBM SECURITY ADVISORY : 4129
OpenPegasus.org レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-0003
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-0003
  2. Secunia Advisory : SA28338
  3. ISS X-Force Database : 39527
更新履歴

  • [2008年01月23日]
      掲載
    [2008年03月05日]
      影響を受けるシステム：IBM (4129) の情報追加。
      ベンダ情報：IBM (4129) 追加。

公表日2008/01/07
登録日2008/01/23
最終更新日2008/03/05