【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2008-000085

Mayaa におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Seasar プロジェクトが提供する Java 用テンプレートエンジンである Mayaa には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

Seasar プロジェクトが提供する Mayaa はオープンソースの Java 用テンプレートエンジンです。
Mayaa が出力する標準のエラー画面にはクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。
報告者:NECソフト株式会社 中村 哲男 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mayaa
  • Mayaa 1.1.22 およびそれ以前

想定される影響

ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
ベンダが提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。

[ワークアラウンドを実施する]
アップデートまでの回避策として、エラー画面のテンプレートを作成してください。
ベンダ情報

Mayaa
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5720
参考情報

  1. JVN : JVN#17298485
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5720
  3. Secunia Advisory : SA33333
  4. SecurityFocus : 33015
  5. ISS X-Force Database : 47623
  6. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 51007
  7. JVN iPedia (English) : JVNDB-2008-000085
更新履歴

  • [2008年12月25日]
      掲載