【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2008-000069

Apache Tomcat において権限のないクライアントからのリクエストが実行されてしまう脆弱性

概要

The Apache Software Foundation が提供する Apache Tomcat には、権限のないクライアントからのリクエストが実行されてしまう脆弱性が存在します。

The Apache Software Foundation が提供する Apache Tomcat は、Java Servlet と JavaServer Pages のサーバ実装です。Apache Tomcat には、IP アドレスに基づくアクセス制限をした際に、本来エラーを返答するべき IP アドレスからのリクエストを実行してしまう脆弱性が存在します。

本脆弱性は、ASF Bugzilla - Bug 25835 で既にバグとして修正対応されているものですが、本脆弱性に関する記述はされていなかったため、今回脆弱性としての情報公開を行なうこととなりました。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。
報告者:富士通株式会社 ソフトウェア事業本部 アプリケーションマネジメント・
ミドルウェア事業部 第二開発部 塚本 建一 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

基本値: 2.6 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし

影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Tomcat 4.1.0 から 4.1.31 まで
  • Apache Tomcat 5.5.0
日本電気
  • WebOTX Application Server
富士通
  • Interstage Application Framework Suite
  • Interstage Application Server
  • Interstage Apworks
  • Interstage Business Application Server
  • Interstage Job Workload Server
  • Interstage Studio
  • Interstage Web Server

想定される影響

権限のないクライアントからのリクエストが実行されるため、具体的な影響はシステムの処理内容により異なりますが、情報漏えいなどが考えられます。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。
対策済みバージョンは以下の通りです。

* Apache Tomcat 4.1.32 およびそれ以降
* Apache Tomcat 5.5.1 およびそれ以降

詳しくは開発者が提供する情報をご確認ください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation 日本電気
  • NEC製品セキュリティ情報 : NV09-006
富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3271
参考情報

  1. JVN : JVN#30732239
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3271
  3. Secunia Advisory : SA32234
  4. Secunia Advisory : SA32213
  5. SecurityFocus : 31698
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-2793
更新履歴

[2008年10月10日]
  掲載
[2009年07月08日]
  ベンダ情報:日本電気 (NV09-006) を追加
  影響を受けるシステム: 日本電気 (NV09-006) の情報を更新