【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2008-000034

サイボウズガルーンにおけるセッション固定の脆弱性

概要

サイボウズ株式会社が提供するグループウェアであるサイボウズガルーンには、セッション固定の脆弱性が存在します。

サイボウズ株式会社が提供するグループウェアであるサイボウズガルーンには、攻撃者によって送り込まれたセッション ID を使ってユーザがログインした際に、なりすましが可能となるセッション固定の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。
報告者:株式会社ラック 石川 芳浩 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


サイボウズ
  • サイボウズ ガルーン 2.0.0 から 2.1.3 まで

想定される影響

遠隔の第三者によるなりすましが行われることで、ログインしているユーザの権限で任意の操作を行われる可能性があります。結果として情報漏えいや改ざんなどが発生する可能性があります。
対策

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ベンダ情報

サイボウズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-6569
参考情報

  1. JVN : JVN#18700809
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-6569
  3. Secunia Advisory : SA30871
  4. SecurityFocus : 29981
  5. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 46564
  6. JVN iPedia (English) : JVNDB-2008-000034
更新履歴

  • [2008年6月27日]
      掲載