【活用ガイド】

JVNDB-2007-006424

scponly におけるコードを実行される脆弱性

概要

scponly には、制限を回避される、およびコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


scponly
  • scponly 4.6 およびそれ以前

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、以下の危険なサブコマンドを呼び出されることで、制限を回避される、およびコードを実行される可能性があります。
(1) unison サブコマンド
(2) rsync サブコマンド
(3) svn サブコマンド
(4) svnserve サブコマンド
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

scponly
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
  2. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-6350
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-6350
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2007/12/14
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20