【活用ガイド】

JVNDB-2007-006394

QEMU における TranslationBlock バッファを上書きされる脆弱性

概要

QEMU は、"オーバーフロー" に関する不備があるため、TranslationBlock (code_gen_buffer) バッファを上書きされるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Fabrice Bellard
  • QEMU 0.9.0

想定される影響

Windows XP SP2 のゲストのオペレーティングシステムのローカルユーザにより、特定の Windows の実行可能なプログラムを介して、TranslationBlock (code_gen_buffer) バッファを上書きされるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fabrice Bellard
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-6227
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-6227
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2007/12/04
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20