【活用ガイド】

JVNDB-2007-006314

teTeX および TeXlive 2007 の dvips における重要な情報を取得される脆弱性

概要

teTeX および TeXlive 2007 の dvips には、重要な情報を取得される、および特定のデータを変更される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


teTeX
  • teTeX
TUG
  • texlive 2007 およびそれ以前

想定される影響

ローカルユーザにより、dviljk が処理する前に特定のテンポラリファイルを作成されることで、所定の位置で読まれるまたは変更される状態となり、重要な情報を取得される、および特定のデータを変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

teTeX TUG
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5936
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5936
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2007/11/13
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20