【活用ガイド】

JVNDB-2007-006123

RHCS の Certificate Server における CRL を回避される脆弱性

概要

Red Hat Certificate System (RHCS) の Certificate Server は、Certificate Revocation List (CRL) が生成されている間に新に発生した破棄を適切に処理しないため、特定の破棄された証明書が CRL にすぐに反映されない状態となり、CRL を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • certificate server 7.2

想定される影響

破棄された証明書を持つユーザにより、CRL を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4994
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4994
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載