【活用ガイド】

JVNDB-2007-006107

WinSCP におけるリモートサーバで任意のファイル転送を実行される脆弱性

概要

WinSCP には、解釈の矛盾により、リモートサーバで任意のファイル転送を実行される脆弱性が存在します。
本問題は、CVE-2006-3015 の不完全な修正に関連する可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


WinSCP
  • WinSCP 4.0.4 未満

想定される影響

第三者により、以下の最後部内のファイル転送コマンドを介して、リモートサーバで任意のファイル転送を実行される可能性があります。
(1) scp
(2) sftp
(3) ftp
(4) URL
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

WinSCP
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4909
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4909
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2007/09/17
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20