【活用ガイド】

JVNDB-2007-005997

Toribash のクライアントにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Toribash のクライアントには、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


toribash
  • toribash 2.71 およびそれ以前

想定される影響

以下の可能性があります。
(1) 第三者により、再生 (.rpl) ファイル内の過度に長い game コマンドを介して、任意のコードを実行される可能性
(2) 第三者により、過度に長い SAY コマンドを介して、必須の LF 文字を省略され、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性
(3) リモート Toribash サーバにより、過度に長い game コマンドを介して、任意のコードを実行される可能性
(4) リモート Toribash サーバにより、過度に長い SAY コマンドを介して、必須の LF 文字を省略され、任意のコードを実行される可能性
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

toribash
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4447
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4447
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載