【活用ガイド】

JVNDB-2007-005985

ircu における特定のチャンネルモードを設定される脆弱性

概要

ircu は、未使用のチャンネル (zannel) 上の ops 権限とタイムスタンプを関連付けしないため、以下の脆弱性が存在します。
(1) 特定のチャンネルモードを設定または除去される
(2) チャンネルを乗っ取られ、新規の Apass を設定される
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


universal ircd
  • ircu 2.10.12.03 および 2.10.12.04

想定される影響

第三者により、以下の影響を受ける可能性があります。
(1) "netriding" 攻撃を介して、特定のチャンネルモードを設定または除去される可能性
(2) A/Upass とリンクしないサーバとの接続をされることで、チャンネルを乗っ取られ、新規の Apass を設定される可能性
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

universal ircd
  • universal ircd : ircu
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4407
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4407
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載