【活用ガイド】

JVNDB-2007-005982

ircu におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ircu には、以下の脆弱性が存在します。
(1) サービス運用妨害 (wallops フラッド) 状態となる脆弱性
(2) サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態となる脆弱性
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


universal ircd
  • ircu 2.10.12.01

想定される影響

以下の影響を受ける可能性があります。
(1) 第三者により、最終文字が異なる特定の過度に長い名前を伴う 2 チャンネルを結びつけることで、プロトコル違反を誘発され、サービス運用妨害 (wallops フラッド) 状態にされる可能性
(2) 第三者により、apass なしでチャンネル上の "J 0:#channel" メッセージを介して、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性
(3) リモート認証されたオペレータにより、リモート "names -D" コマンドを介して、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

universal ircd
  • universal ircd : ircu
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4404
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4404
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載