【活用ガイド】

JVNDB-2007-005884

RSBAC における認証の制御を回避される脆弱性

概要

Rule Set Based Access Control (RSBAC) は、Linux カーネルに対して Linux Kernel Crypto API を適切に使用しないため、認証の制御を回避される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、User Management パスワードハッシング、およびチェックしていない関数のリターンコードに関連する不備があるため発生します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


rsbac
  • rule set based access control 1.3.5 未満

想定される影響

第三者により、認証の制御を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

rsbac
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3945
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3945
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載