【活用ガイド】

JVNDB-2007-005877

Wesnoth のマルチプレーヤーエンジンにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Wesnoth のマルチプレーヤーエンジンは、server/server.cpp 内の truncate_message 関数に関する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


wesnoth
  • Wesnoth 1.2.7 未満の 1.2.x および 1.3.9 未満の 1.3.x

想定される影響

リモートサーバにより、UTF-8 文字列切り捨て後に無効な UTF-8 文字列となるマルチバイト文字を伴う過度に長いメッセージを介して、検出されない例外処理を誘発され、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

wesnoth
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 書式文字列の問題(CWE-134) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3917
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3917
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載