【活用ガイド】

JVNDB-2007-005857

Symantec AntiVirus Corporate Edition および Client Security におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Symantec AntiVirus Corporate Edition および Client Security の Internet E-mail Auto-Protect 機能には、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
ベンダのアドバイザリは CVE-2006-3456 を参照していますが、間違いでした。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シマンテック
  • client security 3.1 未満
  • Norton AntiVirus Corporate Edition 10.1 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、外向き SMTP 電子メールメッセージ内の過度に長い (1) To、(2) From、または (3) Subject ヘッダを介して、サービス運用妨害 (サービスクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シマンテック
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3771
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3771
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載