【活用ガイド】

JVNDB-2007-005726

VideoLAN VLC Media Player のプラグインにおけるフォーマットストリングの脆弱性

概要

VideoLAN VLC Media Player のプラグインには、フォーマットストリングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


VideoLAN
  • VLC media player 0.8.6c 未満

想定される影響

第三者により、以下に含まれるフォーマットストリング指定子を介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
(1) Ogg/Vorbis ファイル
(2) Ogg/Theora ファイル
(3) CD Digital Audio (CDDA) ファイルへの CDDB エントリ
(4) Service Announce Protocol (SAP) マルチキャストパケット
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VideoLAN
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3316
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3316
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#200928
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載