【活用ガイド】

JVNDB-2007-005516

Trend Micro ServerProtect におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Trend Micro ServerProtect には、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


トレンドマイクロ
  • Trend Micro ServerProtect Security Patch 2 Build 1174 未満の 5.58

想定される影響

第三者により、以下の可能性があります。
(1) TCP ポート 5168 への巧妙に細工されたデータを介して、SpntSvc.exe の AgRpcCln.dll ライブラリの CAgRpcClient::CreateBinding 関数のオーバーフローを誘発され、任意のコードを実行される可能性
(2) TCP ポート 3628 への巧妙に細工されたデータを介して、EarthAgent.exe のオーバーフローを誘発され、任意のコードを実行される可能性
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

トレンドマイクロ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2508
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2508
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#515616
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#488424
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2007/04/03
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20