【活用ガイド】

JVNDB-2007-005416

IBM z/OS 用の SSH Tectia Server における任意のプロセスを停止される脆弱性

概要

IBM z/OS 用の SSH Tectia Server は、以下の脆弱性が存在します。
(1) server pid ファイルに安全でない world-writable パーミッションを使用するため、任意のプロセスを停止される脆弱性
(2) _BPX_BATCH_UMASK が環境から欠如している場合に、HFS ファイルを安全でないパーミッションで作成するため、これらのファイルを読み込みまたは変更されるなど、不特定の影響を受ける脆弱性
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


SSH コミュニケーションズ・セキュリティ
  • SSH Tectia Server 5.4.0 未満

想定される影響

以下の影響を受ける可能性があります。
(1) ローカルユーザにより、任意のプロセスを停止される脆弱性
(2) ローカルユーザにより、HFS ファイルを読み込みまたは変更されるなど、不特定の影響を受ける脆弱性
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SSH コミュニケーションズ・セキュリティ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2063
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2063
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載