【活用ガイド】

JVNDB-2007-005331

Symantec Norton Personal Firewall の SPBBCDrv.sys におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Symantec Norton Personal Firewall の SPBBCDrv.sys は、フックされた SSDT 関数ハンドラに受け渡される前に特定の引数を検証しないため、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる、または任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シマンテック
  • client security
  • Norton 360
  • norton antispam
  • Norton AntiVirus
  • Norton Internet Security 2008 15.0.0.60 および 2006 までのその他のバージョン
  • norton personal firewall 2006 9.1.0.33 および 9.1.1.7
  • Norton SystemWorks
  • Symantec AntiVirus

想定される影響

ローカルユーザにより、(1) NtCreateMutant および (2) NtOpenEvent 関数への巧妙に細工された引数を介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シマンテック
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-1793
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-1793
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載