【活用ガイド】

JVNDB-2007-005075

Slackware Linux 上で稼動する xterm におけるファイルパーミッションを回避される脆弱性

概要

Slackware Linux 上で稼動する xterm は、同じ xterm プロセスを使用して異なるユーザアカウントに表示された情報を格納するため、ファイルパーミッションを回避される、および他のユーザのファイルを読み取られる、または他の重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Slackware
  • Slackware Linux 10.2

想定される影響

ローカルユーザにより、xterm プロセスメモリを読み取られることで、ファイルパーミッションを回避される、および他のユーザのファイルを読み取られる、または他の重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Slackware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0823
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0823
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2007/02/07
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20