【活用ガイド】

JVNDB-2007-004835

phpGraphy における任意の PHP コードを実行される脆弱性

概要

phpGraphy は、入力データが英数字パラメータのハッシュ値と一致する値を持つ数値パラメータを含んでいる際、変数を適切に設定解除しないため、任意の PHP コードを実行される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、PHP コマンド解除 (CVE-2006-3017) のバグに起因し、PHP 内で修正されるべきであるとする意見があります。その場合、本件は phpGraphy に存在する脆弱性として扱われません。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


phpgraphy
  • phpgraphy 0.9.13a 未満

想定される影響

第三者により、config.php ファイルをアップロードされることで、index.php への pictures[] パラメータを介して、任意の PHP コードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

phpgraphy
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-6966
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-6966
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載