【活用ガイド】

JVNDB-2007-004801

WebSphere MQ クライアントにおける任意のハンドルを複製される脆弱性

概要

WebSphere MQ クライアントは、MTS または COM+ 環境が稼動している際、キューマネージャに接続する Everyone グループに対して PROCESS_DUP_HANDLE 権限を与えるため、任意のハンドルを複製される、および任意のプロセスをハイジャックされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere MQ FP13 未満の XA 5.3、および 6.0.2.1 未満の 6.0.x

想定される影響

ローカルユーザにより、任意のハンドルを複製される、および任意のプロセスをハイジャックされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-6705
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-6705
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載