【活用ガイド】

JVNDB-2007-004670

IHU におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

I Hear U (IHU) には、以下の脆弱性が存在します。
(1) Receiver::processPacket 関数にて適切に処理されないため、サービス運用妨害 (無限ループ) 状態となる
(2) ring 関数にて適切に処理されないため、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態となる
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ihu
  • i hear u 0.5.6 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、以下の可能性があります。
(1) ヘッダ内の size フィールドにゼロが含まれるパケットを介して、サービス運用妨害 (無限ループ) 状態にされる
(2) モードを指定しない IHU_INFO_INIT または IHU_INFO_RING パケットを介して、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ihu
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-6103
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-6103
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載