【活用ガイド】

JVNDB-2007-004603

IBM Tivoli CDP for Files における任意のファイルを配置される脆弱性

概要

IBM Tivoli Continuous Data Protection for Files (CDP) は、Central Admin Global ダウンロードディレクトリに脆弱なパーミッション (書き込み制限なし) を使用するため、CDP クライアントのアップデートに使用される場所に任意のファイルを配置される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • tivoli continuous data protection for files 3.1.0

想定される影響

ローカルユーザにより、CDP クライアントのアップデートに使用される場所へ任意のファイルを配置される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5819
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5819
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載