【活用ガイド】

JVNDB-2007-004597

netkit ftp の getreply 関数におけるメモリ二重解放の脆弱性

概要

netkit ftp (netkit-ftp) の ftp.c の getreply 関数には、メモリを二重に解放する不備があるため、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態となるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
netkit-ftpd の問題は、CVE-2007-6263 で報告されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


netkit-ftp
  • netkit ftp 0.17 20040614 およびそれ以降

想定される影響

リモートの FTP サーバにより、FTP プロトコル動作の特定のタイプを介して、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

netkit-ftp
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5769
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5769
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載