【活用ガイド】

JVNDB-2007-004575

Windows 用の Novell Client における権限を取得される脆弱性

概要

Windows 用の Novell Client の NWFILTER.SYS は、METHOD_NEITHER IOCTL を介した任意のユーザモード入力を可能とする \.\nwfilter デバイスを有効にするため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Novell
  • Novell Client 4.91 SP 1 から SP 4

想定される影響

ローカルユーザにより、引数としてカーネルアドレスを受け渡される、およびカーネルメモリの場所を上書きされることで、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5667
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5667
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2007/11/13
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25